古典的名作映画おすすめランキングTOP10

2021年9月19日

古典的名作映画おすすめランキングTOP10

1.風と共に去りぬ

風と共に去りぬ
[Blu-ray] 英語, 日本語
JAN: 4988135813190
時間: 233 分
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1952年9月4日・公開
監督 ヴィクター・フレミング
脚本 シドニー・ハワード
原作 マーガレット・ミッチェル
出演 ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル
音楽 マックス・スタイナー
撮影 アーネスト・ホーラー、レイ・レナハン

風と共に去りぬは、アメリカの公開が1939年12月だった為に
第二次世界大戦(1939年~1945年)後から、7年経って公開されたカラー映画
当時の日本人の多くが、映画の感想とは別にカラーで…こんな凄い映画を作れる国と
なんで戦争をしたんだろうと思ったそうです。

この映画を見た事が無くても「風と共に去りぬ」というタイトルと
ビビアン・リー(昭和はこう書いた)と、クラーク・ゲーブルと言う俳優の名前は
多くの映画ファンが目や耳にしいてる程、映画界に輝く金字塔的な作品です。

1940年アカデミー賞でも、ビビアン・リーの主演女優賞、作品賞、監督賞他9部門を
受賞する圧倒的な評価と、興業的にも当時の映画の常識を破る空前の大ヒット
なった作品です。

この映画は、火を使った画や、群集(エキスストラ)、馬を使った画の他に
テクニカラー方式(カラー技術)、大作に宣伝費に大金を使う現在の商業映画に
繋がるベースを作った作品でもあります。

アトランタ市街の炎上シーンと、ビビアン・リークラーク・ゲーブル
芝居を見るだけでも、少し長いですが見て置くべき作品です。

2.十戒

十戒
(2枚組) [Blu-ray]
JAN: 4988102773793
時間: 232 分
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1958年3月5日・公開
監督 セシル・B・デミル
製作 セシル・B・デミル
出演 チャールトン・ヘストン
   ユル・ブリンナー
   アン・バクスター
音楽 エルマー・バーンスタイン
撮影 ロイヤル・グリッグス

この十戒は、同・セシル・B・デミル監督1923年に撮った十誡(区別の為文字が異なる)の
リメイクとも言える作品で、デミル監督は公開後に劇場のスクリーンの前で挨拶
映画の解説を自ら行う程、この映画に心血を注いで撮ったのが解るエピソードです。
*日本でも公開時と、2度のリバイバ上映でも、この挨拶が公開されています。

後の殆どのエジプト関連は、この映画を参考に作られている程に、デミル監督の衣装や
時代考察など凄い部分は、随所にあり地味に超凄いのですけども、
そのオープンセットの美術の凄さは、ハリウッド史上TOPと言える凄さで
エキストラの数なども、CGが無い時代に…どう撮ったかのと言う程、ハリウッド映画の
凄さを見せつけられる、本当の超大作映画です。

また、海を二つに割るシーンで有名なチャールトン・ヘストンの芝居と共に
パラマウント映画社を世界に轟かせ、一時代を作り上げたスペクタクル映画です。

3.戦艦ポチョムキン

戦艦ポチョムキン
JAN: 4933672236667
時間: 74 分
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1967年10月4日・公開
監督 セルゲイ・エイゼンシュテイン
脚本 セルゲイ・エイゼンシュテイン
原作 ニーナ=アガジャーノ・シュトコ
出演 アレクサンドル・アントノフ
   ウラジミール・バルスキー
   グレゴリー・アレクサンドロフ
撮影 エドゥアルド・ティッセ

この映画も、ソビエト(ロシア)では1925年12月の公開で、日本の公開は22年
経ってからになります。
映画の内容は、1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描いたもので
ガンダムの1年戦争で「オデッサ基地・オデッサ作戦」として使用している地名での

オデッサの階段と呼ばれるシーンは、今でも世界中の映画スタッフの御手本として
乳母車(昔のベビーカー)を使ったモンタージュの教材にされる古典的な作品です。

オデッサの階段と言われる約6分間は、映画技術に革命をもたらした画期的作品で
その後の世界中の監督が、オマージュやパロディとして自分の作品内に使用する程
なので、映画ファンは見て置くべき古典的な名作の1本です。

4.カサブランカ

カサブランカ
[Blu-ray]
JAN: 4988135807113
時間: 102 分
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1946年6月20日・公開
監督 マイケル・カーティス
製作 ハル・B・ウォリス
製作総指揮 ジャック・L・ワーナー
出演 ハンフリー・ボガート
   イングリッド・バーグマン
音楽 マックス・スタイナー
撮影 アーサー・エディソン

この映画も、第二次大戦の影響で1942年公開でしたが、日本では終戦後の1946年
公開された作品です。
「君の瞳に乾杯!」と言うハンフリー・ボガートが、イングリッド・バーグマンに言う
台詞と音楽は有名過ぎる程に有名で、THE映画と言えるくらいのい台詞と音楽ですが

ただ、ハンフリー・ボガートが、強引にも行かせる為に言う
「君の瞳に乾杯!」は、日本だけで、本来の「Cheers! Looking at you, kids.」を
直訳すると、「乾杯 !!可愛い人(ここで) 君を見ているよ」と言うような意味で
この場合の「kids.」は子供ではなく、彼女をベイビーと言うような感じです。

では、なんで字幕翻訳家・高瀬鎮夫さんは「君の瞳に乾杯!」と訳した深い意味は
映画を見て「感じて」欲しいですけども、キーは、イングリッド・バーグマンが
「あなたは?」(どうなるの?)と心配し、ハンフリー・ボガートが
「君との幸せだった【パリ】想い出があるさ」と言う事と

その後でルノー署長が、手に取ったボトル「ヴィシー水」をゴミ箱に捨てる場面が
ありますが、これはフランスがドイツに降伏した後、フランス政府の首都を置いた町の
名が「ヴィシー」なので、乾杯せずにボトルごと捨てます。

長く訳せば、首都パリの想い出に乾杯!で、これから世界の為に行動する部分を
含んだ意味なのですが、フィルムの尺(長さ)的にも、深い意味合いが込められ過ぎて
いたので、高瀬鎮夫さんは尺に合わせ「君の瞳に乾杯!」と訳してしまった事が
映画の世界では、名翻訳として刻まれた部分です。

フランス領モロッコのカサブランカで、アメリカ人リック(ハンフリー・ボガート)と
イルザ・ラント(イングリッド・バーグマン)の複雑な人間関係と時代・国の背景を
スト―リーの中で、音楽と共に感じて、別れであり別れを説得する…
その名台詞(訳)を堪能して欲しい名作です。

5.ベン・ハー

ベン・ハー
リマスター版
(2枚組) [Blu-ray]
時間: 223 分
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1960年4月1日・公開
監督 ウィリアム・ワイラー
原作 ルー・ウォーレス
出演 チャールトン・ヘストン
   スティーヴン・ボイド
音楽 ミクロス・ローザ
撮影 ロバート・L・サーティーズ

212分もの超大作ですが全米公開後、瞬く間に大ヒットして倒産寸前な状態の
MGM映画社を1本の映画が立て直してしまい、日本でも当時の天皇・皇后が
上映を観覧する日本映画史上初の天覧上映になって、主演のチャールトン・ヘストン夫婦
立ち会うと言う映画で、多くの国民の関心が向いた事から95万人を超える観客動員で
当時の入場料で15億3000万円に達する大ヒット映画になりました。

第32回アカデミー賞でも、作品賞、監督賞、主演男優賞他11部門を独占します。

この作品の映像は、文字で書くのは無理なスケールで、圧倒的な規模のオープンセット
馬やエキストラなど、今見てもアナログ時代のCGでは出せない壮大な画の力が
迫りくる作品で、戦車レースの迫力は…CG時代の今でも…表現する事が不可能な程の
迫力と緻密な撮影がなされています。

また70mm映画の表現する壮大な画は、世界中の映画会社に通常の35m映画から
ワイドスクリーンへの変化を促す事にも繋がった作品で、映画ファンは1度は
見て置きたい名作中の名作です。

6.駅馬車

駅馬車
HDリマスター[Blu-ray]
JAN: 4589609949027
時間: 99 分
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1940年6月19日・公開
監督 ジョン・フォード
脚本 ダドリー・ニコルズ
原作 アーネスト・ヘイコックス
製作 ジョン・フォード
出演 ジョン・ウェイン
   トーマス・ミッチェル
撮影 バート・グレノン
   レイ・ビンガー

西部劇の代表作で、ジョン・フォード監督、略無名だったジョン・ウェイン
メジャーデビューであり代表作でもある作品です。

アパッチ族が駅馬車に総攻撃してくる攻防は、何度見直しても手に汗にぎるシーンで
落馬や、馬車の馬から引きずり落ちるスタントなど、スピードとカット割り
音楽に、ガンアクションと、ジョン・フォード監督が観客を引き込む力に
脱帽するシーンで、赤ん坊や女性も乗る駅馬車が、絶体絶命に追い込まれる時に
壮大な西部のロケーションの地に響き渡る、騎兵隊のラッパの音に多くの観客が
拍手と喝采を送った名シーンは、もはや伝説になっています。

また、この映画は日本に置いては「駅馬車」とされてますが、原題のStagecoach
鉄道前の馬が牽引し荷物や人を運んだ。屋根付きの乗り合い馬車の事ですが
日本人に説明するのが難しいので、ユナイテッド・アーティスツ日本支社の
宣伝部で、後に映画評論家として有名になる淀川長治が最初に担当し考えた

その内容の面白さから宣伝に力を入れ過ぎ、クビになりますが…その宣伝効果や
タイトルから大ヒット! すぐさまクビは撤回され製作総指揮のウェンジャーから
サイン入りの銀時計を贈られた作品で、淀川さんは生涯ジョン・フォード
ジョン・ウェイン駅馬車を大事に紹介し続けた作品なので未見の方は
是非見ておいて損は無い…見なければ損な映画です。

7.道


Blu-ray
JAN: 4523215101905
字幕: 日本語
時間: 108 分
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1957年5月25日・公開
監督 フェデリコ・フェリーニ
脚本 フェデリコ・フェリーニ
   エンニオ・フライアーノ
   トゥリオ・ピネッリ
出演 アンソニー・クイン
   ジュリエッタ・マシーナ
音楽 ニーノ・ロータ
撮影 オテッロ・マルテッリ

フェリーニの代表作で、戦後の日本に来たイタリア映画で「人間」を描いた
名作として、山田洋次監督、他、多くの人が映画製作だけではなく
人生に置いて影響を受けたと言う人が多い。

また、知らず知らずに見ている映画の1シーンは、この「道」からの
オマージュだったり、モチーフであるのが解るシーンやカットも多く
ニーノ・ロータの作曲した主題曲も、多くの人に愛され今でも様々な場所で
耳にすることがある曲で、フィギュアスケートの高橋大輔が使用したりもしています。

ハリウッド映画のような、巨額のセットやアクションも無く
2枚目スターや、美人女優も出ない映画ですが、クチコミで広がり何年経っても
傑作・名作として上げる人が絶えない8 1/2(はっか にぶんのいち)と共に
フェリーニが世界的に巨匠として有名になった1度は見て置きたい映画の1つです。

8.第三の男

第三の男
4Kデジタル修復版 [Blu-ray]
JAN: 4988111154989
時間: 104 分
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1952年9月9日*イギリス公開3年後の有料試写
監督 キャロル・リード
脚本 グレアム・グリーン
出演 ジョゼフ・コットン
   オーソン・ウェルズ
   アリダ・ヴァリ
音楽 アントン・カラス
撮影 ロバート・クラスカー

この映画は、名作ランキングには必ず入る映画で…ある意味「THE映画」と言える
要素を、持っている作品で第三の男公開後に、観覧車、下水道、並木道
撮って居いる監督や、カメラマンが増え、99%この作品を意識している程
そのロケーションの使い方・画が、「映画」であるとしか言えないくらいに
映画の画になっている作品です。

評価も1949年9月開催第3回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得
1950年度のアカデミー賞でも監督賞、撮影賞(白黒部門)編集賞3部門でノミネートされ
撮影賞(白黒部門)を受賞しています。

この映画のもう1つ凄いところは、アントン・カラス第三の男のテーマで
映画を見て無い人でも、聴けば知って居る程に今でも耳にする事が多いメロディは
1950年代最大のヒット曲と言われ、日本でもテレビCMなどに使われビールの曲として
ピンと来る人が多いと思います。
また恵比寿駅の発車メロディや、大阪梅田駅の終電近くにも流れるなど
店舗など、世界中の多くの人が70年近く昔の映画の曲を、愛し親しんでいる異例な
映画音楽です。

そして、ラストシーンの墓地の並木道でのトレヴァー・ハワードとアリダ・ヴァリの
シーンは、多くの映画ファンに愛される名ラストシーンは刻まれます。

9.禁じられた遊び

禁じられた遊び
JAN: 4571339482479
時間: 87 分
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1953年9月6日・公開
監督 ルネ・クレマン
脚本 ジャン・オーランシュ
   ピエール・ボスト
   ルネ・クレマン
原作 フランソワ・ボワイエ
出演 ブリジット・フォッセー
   ジョルジュ・プージュリー
音楽 ナルシソ・イエペス
撮影 ロベール・ジュイヤール

この映画はフランス映画で、後の日本でも野坂昭如の小説をスタジオジブリが
1988年にアニメ化した「火垂るの墓」がありますけども、5歳のフランスの少女
視点を通して、戦争を描いた反戦映画です。

その切り口や視点が、それまでのドキュメントや政治家、指揮官、作戦などを
映画化したモノと異なり、ヴェネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞受賞。
アカデミー賞名誉賞(今の外国語映画賞)などを受賞して、世界中で見られる
ようになった名作です。

また、この映画の…本来はマイナスな要素から産まれた奇跡
音楽の「愛のロマンス」です。
予算が無い為に、ナルシソ・イエペスがギター1本で全編に曲を付けた事で
印象が強くなり、「愛のロマンス」は文字でタイトルを読んで知らないと言う方も
頭の10~20秒聴けば、知っていると言う程世界中で聴かれ、演奏された曲で
今でも、ギターの練習などでも使われる名曲です。

ラストシーンの「ミシェル!」と呼ぶ声と、人込みの中に消えて行くシーンは
多くの映画ファンの心の中に残る場面なので、未見の方は是非見てもらいたい1本です。

10.誰がために鐘は鳴る

誰が為に鐘は鳴る
JAN: 4571339482134
時間: 170 分
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1952年10月16日・公開
監督 サム・ウッド
脚本 ダドリー・ニコルズ
原作 アーネスト・ヘミングウェイ
製作 サム・ウッド
出演 ゲイリー・クーパー
   イングリッド・バーグマン
音楽 ヴィクター・ヤング
撮影 レイ・レナハン

ヘミングウェイの小説を原作に、サム・ウッド監督が映画化した作品で
イングリッド・バーグマンが、原作者に髪を切って売り込んだ作品としても有名で
ショートカットのイングリッド・バーグマンが、ゲイリー・クーパーに
キスの時の「鼻」は、どうするのか?という台詞は今見ても可愛い伝説のシーンに
なっているので、ヘミングウェイに直談判した意味がありました。

スペイン内戦の話で、フランシスコ・フランコ軍との橋を爆破する作戦の中で
マリアとロバートの恋を描いている名作です。

アカデミー賞にも9部門ノミネートされ、山賊の妻ピラーを演じた
カティーナ・パクシヌーは、助演女優賞を受賞しました。

この映画のラストシーンも、多くモチーフにした映画や作品が作られていますが
ロバートが最後にフランコ軍の大軍向かって行く様子は、当時はショッキングな
ラストシーンです。

誰がために鐘は鳴ると言うタイトルですが、特に鐘は出て来ません
死者に哀悼の祈りを捧げる鐘という意味で、このラストシーンに繋がって居ます。




Posted by J.MAZDA