フランクリン・J・シャフナー【映画・作品】
フランクリン・J・シャフナー(1920年5月30日~1989年7月2日)
本名 Franklin James Schaffner
(フランクリン・ジェームス・シャフナー)
出生地 日本国東京都
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なんと言っても、映画史・SF史に残る名作「猿の惑星」と
パットン大戦車軍団、パピヨンを撮ったアメリカの監督です。
宣教師の父親が布教活動のため日本に滞在していた時に
東京で生まれますが、父は6歳の時に他界してしまいます。
16歳の頃、戦争への緊張が高まり母親とアメリカに渡ります。
大学へ進学しますが、戦争に突入した為にOSS(後のCIA)に
日本語が解る事から所属し、ヨーロッパ、アジアで従軍します。
戦後はCBSテレビに入りディレクターになって、十二人の怒れる男
など、映画のアカデミー賞にあたるエミー賞を4度も受賞します。
1963年に映画監督デビューし、5作目の「猿の惑星」で世界中を
驚かせブームに包み込み、アカデミー名誉賞受賞し、次作の
パットン大戦車軍団 (1970年)ではアカデミー作品賞・他7部門を
受賞、脚本賞はエドマンド・H・ノース との共作ですが
後にゴッドファーザーで有名になるフランシス・F・コッポラで
主演のジョージ・C・スコットは史上最高の演技の1つと称され
受賞しますが、表向きは丁寧に辞退しています。当時の彼の
価値観としては下らないお祭り騒ぎの賞だと発言しています。
パットン大戦車軍団は後に、アメリカ議会図書館が文化的に重要
な作品としてアメリカ国立フィルム登録簿に同作を登録します。
この2作だけで、フランクリン名実ともに世界的に知られ
1987年~亡くなる1989年まで、全米監督協会の会長を務め
全米監督協会賞には、フランクリン・J・シャフナー功労賞が
設けられている偉大な監督です。
監督、脚本、製作
年 タイトル |
1963年 七月の女 – The Stripper 監督 |
1964年 最後の勝利者 – The Best Man 監督 |
1965年 大将軍 – The War Lord 監督 |
1967年 ダブルマン – The Double Man 監督 |
1968年 猿の惑星 – Planet of the Apes 監督 |
1970年 パットン大戦車軍団 – Patton 監督、製作 |
1971年 ニコライとアレクサンドラ – Nicholas and Alexandra |
1973年 パピヨン – Papillon 監督、製作 |
1976年 海流のなかの島々 – Islands in the Stream 監督 |
1978年 ブラジルから来た少年 – The Boys from Brazil |
1980年 スフィンクス – Sphinx 監督、製作総指揮 |
1982年 イエス・ジョルジョ – Yes, Giorgio 監督 |
1987年 ライオンハート – Lionheart 監督 |
1989年 ウェルカム・ホーム – Welcome Home 監督 |