名作洋画アニメおすすめランキングTOP10
名作洋画アニメおすすめランキングTOP10
1.白雪姫
![]() JAN: 4959241762061 日本語, 英語 時間: 83 分 詳しく見る。 |
1937年12月21日 ・公開 1950年9月26日・日本公開 製作 ウォルト・ディズニー 監督 デイヴィッド・ハンド ウィルフレッド・ジャクソン ラリー・モリー、パース・ピアース ベン・シャープスティーン ウィリアム・コトレル |
白雪姫は、ウォルト・ディズニーが製作した世界初の
カラー長編アニメーション映画です。
当時のアニメーションと言うは、短編を実写映画の前後や間に
おまけのように上映するのが、当たり前で長編を製作するなんて言う事自体が
無謀と言われ、莫大な労力と金額が費やされ4年もの製作期間が必要だったので
その間は、成功しないと言われディズニーの道楽と笑われましたが
完成して公開すると、当時の収益では桁外れの6100万ドルの大ヒットを記録します。
この映画が無ければ、その後のディズニーも無く。
アニメが長編映画と言うジャンルに成らなかったかもしれません。
歴史的な意味は別にして、技術的にもロトスコープやマルチプレーン・カメラと
言う当時画期的な手法を使用していて、特に白雪姫のロトスコープは
実写映画の俳優の動きを、1コマ1コマセルにしているので動きがなめらかで
今見ても、セルアニメ、CGアニメでは出せない自然で温かい動きは感動する動きで
反対に小人達のなどに、アニメとしてのディフォルメした動きの融合は
アニメーション映画が好きな方は、是非見て置いて欲しい1本です。
2.トイ・ストーリー
![]() JAN 4959241750341 時間 81 分 詳しく見る。 |
1995年11月22日・公開 1996年3月23日・日本公開 監督 ジョン・ラセター 製作総指揮 エドウィン・キャットマル スティーブ・ジョブズ 製作会社 ピクサー・アニメーション・スタジオ |
トイ・ストーリーは、劇場長編映画初のフルCGアニメーション作品で
世界中の人が、CGアニメの動きや質感、彩色に驚いたアニメの歴史的にも
映画た映像としても記念すべき作品です。
その映像で、おもちゃ達を動かすストーリーは子供だけでなく大人の心も
掴んで、当時全世界で約3億6200万ドルの興行収入を上げました。
勿論、この作品無しにピクサーのその後の作品は無く
フルCGアニメも、何年も遅れる事になるくらい画期的でありながら
カウボーイ人形のウッディと、最新の宇宙ヒーロー、バズ・ライトイヤーと
言う新旧おもちゃをコンビにし、多くの仲間を配したキャスティングと
アイディアの数々は、今見ても最初だからと言う妥協は感じられないくらい
細かい部分まで、作りこまれていて愛くるしい動きを演じさせていて
20年以上経っても、続編が作られてグッズが売れ続けている作品なので
1度95年に戻って最初のCGアニメを堪能してみると新しい発見があるかもしれません?
3.ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!
![]() ペンギンに気をつけろ! JAN: 4534530407658 時間 42 分 詳しく見る。 |
1996年9月14日・日本公開 監督 ニック・パーク 挿入歌 ハッピーバースデートゥーユー 原作者 ニック・パーク、 ブライアン・シブリー 音楽 ジュリアン・ノット、 ジョー・ラポーゾ |
この作品はモデルアニメの短編なのもあって、小劇場で公開された
作品なので、私も渋谷の小さい劇場で他の作品と同時上映で観ましたが
多くの方は、公開年よりも後だったり「ひつじのショーン」の後で見てる方も
居ると思いますが、ニック・パークを多くの人が知った作品です。
CG化に向かう流れや、2Dアニメでもセルは無くなる方向の時代に
モデルアニメ(クレイアニメ)を基本にした作品で、まだキャラクター数は
少ないものの、クライマックスの機関車模型のシーンはアニメ史に語り継がれる
傑作の名シーンなので、未見の方には是非見て頂きたい1本です。
4.ピノキオ
![]() JAN: 4959241767431 時間88 分 詳しく見る。 |
1940年2月7日・公開 1952年5月17日・日本公開 製作 ウォルト・ディズニー 監督 ベン・シャープスティーン ハミルトン・ラスク 音楽 ネッド・ワシントン リー・ハーライン ポール・J・スミス 主題歌 星に願いを |
白雪姫の大ヒット後に、同じような御姫様系の話を配給先などにリクエスト
されますが、それを断り「ピノッキオの冒険」を原作に冒険物語の長編アニメに
チャレンジします。 同時に其れは2本目の難しさであり、製作的にも冒険でした。
ディズニーは製作を途中でストップして、ピノキオを無邪気な性格に変更し
原作では少ししか出ないコオロギ、ジミニー・クリケットとして登場させます。
このジミニー・クリケットこそが、子供達が見る長編ディズニーアニメ映画の
ファンタジーを形にし、本作品だけの鍵では無くて
ディズニーが、現在も多くの方に継続して愛される鍵になります。
白雪姫規模制作費を掛けて、2年の歳月をかけて完成したピノキオは
ヒットせずに、会社は大赤字に株も暴落してしまいます。
ディズニー存続の経営危機の大ピンチを救ったのが、ジミニー・クリケットでした。
作中で1匹のコオロギが歌った「星に願いを」(When You Wish Upon a Star)が
第13回アカデミー賞・歌曲賞を受賞します。
多くの人の概念が、アニメは短編の笑いから、華やかな白雪姫の長編カラーへ
そして、少年(人形)の冒険成長を描き、アニメの作中の唄でも賞を受賞する事に
驚き、感動した事で、アニメーションの可能性が大幅に広がりました。
「星に願いを」は、アメリカ映画協会「映画史における偉大な歌100選」で
7位に入るほど、今でも多くの歌手が歌い続けています。
また、このおもちゃの人形が人間の子になるストーリーがトイ・ストーリーの
モーチーフになっていると言われます。
5.ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
![]() クリスマス Blu-ray JAN 4959241711076 時間 76 分 詳しく見る。 |
1993年10月29日・公開 1994年10月15日・日本公開 監督 ヘンリー・セリック 原案 ティム・バートン 製作 ティム・バートン 脚本 キャロライン・トンプソン 音楽 ダニー・エルフマン 撮影 ピート・コザチク 編集 スタン・ウェッブ |
この作品もモデルアニメに当時の最新のデジタル技術をプラスして
制作された作品で、ティム・バートンを更に有名にした作品ですが
ティム・バートンは、誤解されている方も多いですけども監督では無いです。
勿論、監督は出来るのですがモデルアニメは製作期間が長く
ティム・バートンは実写のバットマン リターンズの撮影が重なり
ヘンリー・セリックに監督を任せています。
この作品の技法とファンタジーとホラー要素が、クリスマスと言う
本来は明るいハッピーな内容に反して、不思議な世界間を産み出していて
主人公の丸顔骸骨の男ジャックは、正体はかかしだったりと
今での、あらゆる常識や概念が通用しない世界間で
継ぎ接ぎだらけの人形のサリーが、ハロウィンタウンでのただ1人の
良識人として描かれてはいますが・・・破天荒で理解しにく部分も多く
サンディ・クローズ(サンタ)も、やさしいだけのサンタさんでは無く
本来のクリスマスから、不思議な方向に展開していく異色の映画ですが
その作品の人気は、公開後も高く世界中に多くのファンやコレクターが
居る魅力ある作品です。
6.カーズ2
![]() JAN: 4959241752321 時間: 106 分 詳しく見る。 |
2011年7月30日・日本公開 監督 ジョン・ラセター ブラッド・ルイス 脚本 ベン・クイーン 原案 ジョン・ラセター ブラッド・ルイス ダン・フォーゲルマン 音楽 マイケル・ジアッキーノ |
前作のカーズの続編で、画面(CG)的には大幅にパワーアップしていて
ピクサーの歴史の中でも、本当に驚きの進化を見せた作品です。
主役は、前作同様にライトニング・マックィーンですけども
今回は、マックィーンの親友メーターがスパイ映画のような要素の主役を
勤めていて、その2本柱が絡み合い展開する娯楽超大作です。
舞台としては日本も登場し、様々な本物の拘りのクルマが細部に
散りばめられていて、子供だけでは無くて世界中のカーマニアも一目置く
作品に引き上げています。
カメラ的には、反射や映りこみと言う実写では難しい悩みのタネを
見事に逆手にとって、CGで表現として使っている事に脱帽です。
7.フランケンウイニ―
![]() DVD+ブルーレイセット JAN: 4959241714343 時間: 87 分 詳しく見る。 |
2012年12月15日・日本公開 監督 ティム・バートン 脚本 ジョン・オーガスト 原作 ティム・バートン 製作 ティム・バートン アリソン・アベイト 撮影 ピーター・ソーグ |
この作品はモデルアニメーションで製作された、1984年同名短編映画を
長編にリメイクした作品で、ティム・バートンらしい内容ですが
ダークにも、ホラーにも成りすぎて無い絶妙なバランスの作品です。
モデルアニメとCGの補足で、驚くような画面やアイディアが展開しますが
本来命の無い人形達に、命の事を教えて貰う内容に心打たれます。
また、日本の特撮好きなティム・バートンは、日本の怪獣?と思える
怪獣なども登場させていて、長編としての娯楽要素も沢山入った
お薦めの1本です。
8.美女と野獣
![]() ブルーレイ+DVD JAN: 4959241766373 時間: 92 分 詳しく見る。 |
1992年9月23日・日本公開 監督 ゲーリー・トゥルースデイル カーク・ワイズ 脚本 リンダ・ウールヴァートン 製作 ドン・ハーン 製作総指揮 ハワード・アッシュマン 音楽 アラン・メンケン |
この作品は、アニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネート作品になった映画で
逆に言えば、それまではアカデミー賞の作品賞にアニメはノミネートされた事が
無かったとも言えます。
日本でも話題になり、大人の女性多く劇場に足を運んだ作品で
長編劇場アニメ作品を、1段階引き上げた名作で、後に2002年にIMAXシアター用に
2010年にはディズニーデジタル3D版が製作、2017年には実写作品化されるなど
何度も、技術進化のリメイクなどが繰り返される作品で、ディズニーにも
長編アニメ映画にも大切な名作になっています。
9.アナと雪の女王
![]() JAN: 4959241775955 時間: 102 分 詳しく見る。 |
2014年3月14日・日本公開 監督 クリス・バック ジェニファー・リー 脚本 ジェニファー・リー 製作総指揮 ジョン・ラセター 主題歌レット・イット・ゴー |
この映画は、日本ではエルサの声を演じた松たか子が歌う主題歌
レット・イット・ゴーと共に、年数は経っても記憶に新しいと思います。
雪の女王を映画化したいと言うのはディズニーの1930年からの長年の悲願でしたが
実はアニメで無くても、映像は撮影するのに白や透明と言うのは大変難しい部分が
沢山あるので、CGの熟成と進化が必要でした。
特に氷の城や衣装は、膨大なレイヤー(重ねる作業)を使用して映像化していて
ディズニー初の2人のヒロインを描き切り、世界中で大ヒットし多くのリピーターを
産んだ作品です。
10.クリスマスキャロル
![]() [Blu-ray] JAN: 4959241712745 時間: 96 分 詳しく見る。 |
2009年11月14日・日本公開 監督 ロバート・ゼメキス 脚本 ロバート・ゼメキス 原作 チャールズ・ディケンズ 音楽 アラン・シルヴェストリ 撮影 ロバート・プレスリー |
この作品の配給はディズニーですが、製作はイメージムーバーズ・デジタルで
当時の3D技術をつぎ込んだ大作で、映画館の客席に雪が降る様子は
観客が上映中に、手のひらを上に向けて雪が落ちて来るのに冷たく無い?事を
確認する程、不思議な3D映像マジックを楽しめた作品でした。
ストーリーも有名な原作で、クリスマスの精霊達の話を
この映画で知った日本人は多かったようですが、驚くのは3D技術だけではなくて
主役のエベニザー・スクルージの少年時代、17歳、27歳、現在をジム・キャリーが
演じて、過去、現在、未来の精霊もジム・キャリーが1人で演じて居て
ある意味7人分の声を演じ分けて居ます。(日本は、4人で吹き替え)
これも、ストーリー的にロバート・ゼメキスの狙いにジム・キャリーが応えた
結果だと思いますので、吹き替えと比べて見るのもいいかと思います。