お薦め名画「未知との遭遇」

2021年10月22日

映画銀幕パークジョージ松田です。

今回の御薦め名画は

未知との遭遇・(特別編)」です。

未知との遭遇は、スティーブン・スピルバーグ
ジョーズの後に送り出したSF映画

1977年に公開された、当時としては意外な
リアル性を持つSF映画として、注目され
話題になった名画です。

■逆転のSF映画

この未知との遭遇が公開される1977年頃は
アメリカ日本公開日の差が大きかった時代だったので…

此処に、2人の天才アメリカ人監督の作品が
日本では逆転してしまう事態が起きてしまいます。

それが、略無名のジョージ・ルーカス
スターウォーズ

ジョーズのヒットで知られるスピルバーグ
未知との遭遇

アメリカでは

スターウォーズ 1977年5月25日
未知との遭遇 1977年11月16日

と、スターウォーズの約半年後に
未知との遭遇は公開されています。

ですが、日本では

未知との遭遇 1978年2月25日
スターウォーズ 1978年6月24日(*先行上映日)

未知との遭遇が、先に公開され
実質スターウォーズが公開されたのは
7月に入ってなので、略公開差が
逆転してしまっています。

コレは、スピルバーグにはショーズ
言う大ヒット作が在った事が大きい
反面、サスペンスでは無くてSFだった
事から、新人の作品ジャンル選択に
疑問を持った遅れもありました。

ですが、未知との遭遇の光として
描いたUFOの映像は、当時斬新で
この映像を売りに、プロモーション
展開され、なんとか未知との遭遇
売り込む事に力を入れていました。

ですが、その陰でアメリカ
地響きのように起きている大きな
現象から、長蛇の列を築いていた
SF映画スターウォーズへの反応には
映画ファンの方が早く反応し、1歩も2歩も
遅れを取る事になってしまいます。

タラレバですが、未知との遭遇
もう1年早く公開されていれば

スターウォーズ日本上陸
少しでも、早くなっていた気がします。

■円盤からUFOへ

未知との遭遇の当時は、UFO
言う言葉はありましたが、まだ
UFOて何?>円盤の事と説明を求める世代も多く

イメージも、もはやコント的な
丸い皿型が回転しているイメージ
が、主だった時代なので(^^:

スピルバーグの描いた、多色の光
多様に光動き回り、低く飛ぶ
UFOの描写に、誰もが驚きました。

此れに対して、円盤と言うワードは
使われる事が無く、宣伝もUFO略メインになり

特撮ではなく、視覚効果とか合成
言うワードが使われ、まだSFX
VFXなどのワードは、ありませんでした。

また、前項のようにスターウォーズ
前であることから、視覚効果はILM
担当出来るはずもなく

2001年宇宙の旅ダグラス・トランブルチームが担当しています。

■宇宙人の概念

1977年宇宙人地球に来る理由は
略、侵略であったので、コンタクト
取る事をメインにした作品には

戸惑いと、派手さが無い事に
宣伝としても、観客も手探りで…
新ジャンルとも言えるような作品でした。

勿論E.Tが登場するのは、まだまだ
先の5年後です。

ただ、未知との遭遇の世界のリアル
本当に、宇宙人との初コンタクト
こうかもしれない?と言うSF性
感じさせる事に成功していて

後のスティーブン・スピルバーグ
代表作E.Tの前に、無くてはならない
内容の映画だったとも思います。

■宇宙コミユニュケ―ション

スティーブン・スピルバーグ
この作品では、音楽のメロディ
光りで、宇宙人コンタクトする
コミユニュケ―ションを見せます。

この部分が、未知との遭遇の最も
当時リアルに感じさせる部分で
過去のSF・宇宙人と異なる部分で

それまでは、進んだ科学の宇宙人
翻訳機能を持って居て、地球の言葉
で話すとか、作品的には説明はゼロで
普通に会話している事が大半でした。

この部分は、スターウォーズでは
翻訳ドロイドC3-POが、通訳
する事で、観客に言葉を訳すと言う
方式を採用していて

宇宙的なコミユニュケ―ション
言う部分にも、リアリティを提示した2作品でした。

■まとめ

未知との遭遇は、1980年特別篇
して公開されています。

簡単に言えばディレクターズ・カット版です。

解説ではラストの宇宙人が足されている
などの超ザックリな解説もありますが

ロイ一家の導入シーンなど新たに撮影された
部分も多く、追加したバージョンと思われ
がちですが、全シーンが細かく見直され
オリジナルよりも、実は3分短い132分
特別篇になっています。

どちらかを、見るなら特別篇がお薦めですが
ロイがデビルズタワーの模型を作るシーンが
カットされたなど、ファンからの声を取り入れ
20年後ファイナル・カット版製作され
最長の137分になっていますが、分的には
3分短いか、2分多いだけなのですが、印象
けっこう異なります。

なので、好きな方は、それぞれのバージョン
是非チェックしてみて欲しい名画です。

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スペシャル・エディション
JAN: 4547462075413
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■作品データ

監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 スティーヴン・スピルバーグ
製作 ジュリア・フィリップス
マイケル・フィリップス

音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ヴィルモス・ジグモンド
ラズロ・コヴァックス
編集 マイケル・カーン
配給 コロンビア映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1977年11月16日
日本の旗 1978年2月25日
上映時間 135分(オリジナル劇場版)

製作国 アメリカ合衆国

製作費 $20,000,000

興行収入$303,788,635
配給収入日本 32億9000万円

■キャスト

ロイ・ニアリー リチャード・ドレイファス
クロード・ラコーム フランソワ・トリュフォー
ロニー・ニアリー テリー・ガー

ジリアン・ガイラー メリンダ・ディロン
デヴィッド・ロフリン ボブ・バラバン
バリー・ガイラー ケイリー・ガフィー
ロバート ランス・ヘンリクセン

ブラッド・ニアリー ショーン・ビショップ
トビー・ニアリー ジャスティン・ドレイファス
チームリーダー メリル・コナリー
プロジェクトリーダー J・パトリック・マクナマラ
ワイルドビル ウォーレン・J・ケマーリング
ベンチリー ジョージ・ディセンツォ
ハリス夫人 メアリー・ギャフリー




名画

Posted by J.MAZDA