お薦め名画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」
映画銀幕パークのジョージ松田です。
今回の御薦め名画は
ピーターラビット2/バーナバスの誘惑
です。
2018年制作のピーターラビット
から3年後に公開された、続編映画です。
基本的には、よく言われるフレーズ
ですけども、この作品だけ見ても
楽しめるとは思います。
複雑な人間ドラマでは無く
難しい医療用語や、法律用語も無く
携帯も持ってないうさご達が主役で
ピーターラビットを絵本ででも
知っているなら、解らない事はないですけども
やはり、続編なので前作も見ておいた
方が良いデス(^^:
その辺りの2021年当時の様子も交えて
書いてみたいと思います。
■地下組織を率いる大ボス・バーナバス
今回の新キャラのうさぎに都会の
地下組織に君臨するバーナバスが
悪い大ボスは登場します。
そもそも、動物達のリーダーが
なんで「うさぎ」なのかが
よく解らないのですが…
そこは、ピーターがうさぎなので
考えない方が、いいのかと思います。
それに、この世界の「悪」と言うのも
人間の食べ物を盗むと言う事を
「悪」と言っているだけで
殺しとか、テロとか、ドラックなど
人間の刑事モノなどの「悪」とは
まったく違う「悪」です。
その行為も「悪」と思っている時点
で、人間的には理解してくれてるんだ?
と言う感じもしてしまいます。
ドーナル演じるマグレガーも
ピーターとケンカをするので
子供達には、ピーターラビットの
わるい人と認識されて、指刺されたり
するそうですけども、育てた
食物を守ろうとする事は…
人間社会では、正義でしかなく
悪ではないので、おかしな世界です。
ただ、今回の作品では作者であり
ピーター達が大好きなビアと結婚
した、マグレガーは、うさぎたち
側に味方する、お兄さんとして活躍します。
■イギリスとオーストラリアの世界?
原作者のビアトリクス・ポターの
イングランド北部の湖水地方
ウィンダミア湖の湖畔辺りが
ピーター達の舞台として知られ
今でも現実にファンが訪れて
本当に野うさぎに出会う事が
出来る自然が残された場所です。
ただ、この映画はイギリスだけ
ではなく、オーストラリアの
シドニーセンチネンタル・パーク
でも撮影されていて
「おはなし」なのに、湖水地方
では無い事に少しがっかりするファンもいました。
ただ、現実の湖水地方は現実の
原作者が済んで、保護した地区
というだけなのに、良い意味で
ピーターラビットのファンには
湖水地方は、現実と「おはなし」
の世界が混同してしまう不思議な
エリアになっています。
レイクサイド・ハバースウェイト
鉄道も、今回の映画でもうさぎ達
が、遊びまくる蒸気機関車を
今でも走らせていてくれて
森と湖の美しい風景の中を煙を
出しながら走る様子は、数世紀
タイムスリップしながら…
絵本や、ピーター達の世界に
つれて行ってくれる本作のCG
以上のアイテムになっています。
■実写映画化
ピーターラビットシリーズの発行部数
は全世界で2億5000万部を超えて
発行部数は全世界で4500万部を超える
大ヒット作です。
日本だけでも1300万部以上が発行
される人気作です。
その映画化に賛否ありましたけども
CGで、表情豊かに動き回る
ピーター達の姿を見に劇場に足を
運んだ人は多く
1作目は全世界興行収入が約386億円
を超える大ヒットを記録し
多くのグッズが登場しました。
今回の作品でも、絵本の増刷や
シリーズ化から、ハリウッドでの
映画化の話を、どうするのか?を
捕える部分も、ストーリーの1つの
柱になっていますが…
そもそも、この映画が「映画化」
であると言う…
映画と現実の境が、ここもグラデー
ションになっている不思議な作品です。
■まとめ
コケコッコーーーーーー!!!!
のニワトリは、自分が鳴くと
太陽が出て来ると信じていますが
今回は、気ずいてしまう?
など、うさぎ達以外の動物や
カエルなどの活躍も、見どころで
2021年公開の本作は、パンデミック
の中での公開でしたので、様々な
事情で、劇場に行く事が出来ない
方や、行くのを控えた方もいると
思いますので、是非子供さんから
大人まで、動物好きな方は是非見て観てください。
今ならプレミアム会員は無料でも視聴できますので
チェックしてみてください。
![]() 詳しく見る。 *配信は予告なく変更する場合があります。 |
![]() ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) 時間 : 1 時間 33 分 詳しく見る。 |
■作品データ
監督 ウィル・グラック
脚本
ウィル・グラック
パトリック・バーリー原作 ビアトリクス・ポター『ピーターラビット』
製作
ウィル・グラック
ザレー・ナルバンディアン製作総指揮
ダグ・ベルグラッド
ジョディ・ヒルデブランド
キャサリン・ビショップ
エマ・トッピング
トーマス・メリントン
ジョナサン・フルジンスキ
ナレーター マーゴット・ロビー音楽 ドミニク・ルイス
撮影 ピーター・メンジース・ジュニア
編集 マット・ヴィラ製作会社
コロンビア ピクチャーズ
アニマル・ロジック
メディア・ライツ・キャピタル
2.0エンターテインメント
オリーブ・ブリッジ・エンターテインメント配給
アメリカ合衆国 ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
日本 ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント公開
オーストラリア 2021年3月25日
イギリス 2021年5月17日
アメリカ合衆国 2021年6月11日
日本 2021年6月25日上映時間93分
製作国
アメリカ合衆国
オーストラリア
イギリス製作費 $45,000,000
興行収入
世界 $93,691,619
アメリカ合衆国 $23,191,619
■キャスト・声優
トーマス・マグレガー – ドーナル・グリーソン 浅沼晋太郎
ビア – ローズ・バーン 渋谷はるか
ナイジェル・バジル=ジョーンズ – デヴィッド・オイェロウォ 安元洋貴声の出演
ピーターラビット – ジェームズ・コーデン 千葉雄大
ベンジャミン – コリン・ムーディー 吉田ウーロン太
フロプシー / 語り手 – マーゴット・ロビー 清水理沙
モプシー – エリザベス・デビッキ 木下紗華
カトンテール – エイミー・ホーン 下田レイ
バーナバス – レニー・ジェームズ 哀川翔
ミトン – ヘイリー・アトウェル 浅野真澄
トム – デイモン・ヘリマン 森久保祥太郎サムエル – ルパート・ディガスカジサック
ティギーおばさん – シーア 堀越真己
ジェレミー・フィッシャー – ドーナル・グリーソン 多田野曜平
ジマイマ・パドルダック – ローズ・バーン 雨蘭咲木子
トミー・ブロック – サム・ニール こばたけまさふみ
ピグリン・ブランド(- ユエン・レスリー 魚建
まちねずみジョニー デヴィッド・ウェンハム 鈴木達央
JWルースター二世 – ウィル・ライヒェルト 千葉繁
ミスター・トッド – スチュワート・アルヴェス 青山穣
大道芸リス – ティム・ミンチン 木村昴