ポール・バーホーベン【映画・作品】
ポール・バーホーベン(1938年7月18日~)
Paul Verhoeven
(パウル・ヴァーフーヴェン)
出生地 オランダ・アムステルダム
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ロボコップやトータル・リコール、氷の微笑
ショーガールなどで知られるオランダの監督です。
教師の父ヴィム・バーホーベンと帽子屋の母
ネル・ヴァン・シャアルデンブルクの息子として
生まれ、5歳でオランダのドイツ本部のあるハーグ
に引っ越したので連合軍の爆撃を受け、暴力や
燃えている家、路上での死体などを見る事になり
ました。
父はハーグのヴァンホイッツスクールの校長になり
ポールはこの学校に通いました。
学校の映写機を借りて家で映画を見るのが娯楽で
アメリカ映画を沢山みています。
宇宙戦争1953年を気に入り10回見に行っていて
オランダのコミックで、犯罪と戦う私立探偵の
ディック・ボスのファンで、SF火星シリーズなどの
ファンでもあり、後にロボコップやSF映画を撮る
ベースを体験しています。
公立ハガナムハイスクールから、ライデン大学で学び
ながら、オランダ映画学院にも通いドキュメントや
3つの短編映画を制作、大学では数学と物理学の2つの
専攻で博士号を取得して卒業します。
徴兵でオランダ海軍に入っても、ドキュメンタリー
海兵隊1965を作成し、軍事映画でフランスの
黄金の太陽賞を受賞しました。
退役後、テレビ局で手腕を発揮、1971年映画デビュー
ルトガー・ハウアー/危険な愛1973年で、アカデミー
外国語映画賞にノミネート、女王陛下の戦士1977年
ではゴールデングローブ賞にノミネートされて
世界的な人気と評価を得ます。
その後、アメリカに渡りますが作品にあまり恵まれず
ロボコップ1987年で大ヒット、ハリウッドのヒット
メーカーになります。
2016年には第16回マラケシュ国際映画祭功労賞を受賞
2017年に第67回ベルリン国際映画祭の審査委員長に就任
しています。
私的には、1967年にマルティーヌツアーズと結婚して
1972年にクローディアが産まれ、1974年にヘレンが
産まれ2人の娘を授かって居ます。
監督、脚本、製作
年 タイトル |
1971年 Wat Zien Ik? 監督 |
1973年 ルトガー・ハウアー/危険な愛 Turks fruit 監督 |
1975年 娼婦ケティ Keetje Tippel 監督 |
1977年 女王陛下の戦士 Soldaat van Oranje 監督、脚本 |
1980年 SPETTERS/スペッターズ Spetters 監督 |
1982年 4番目の男 De Vierde man 監督 |
1985年 グレート・ウォリアーズ/欲望の剣 Flesh & Blood 監督、脚本 |
1987年 ロボコップ Robocop 監督 |
1990年 トータル・リコール Total Recall 監督 |
1992年 氷の微笑 Basic Instinct 監督 |
1995年 ショーガール Showgirls 監督 |
1997年 スターシップ・トゥルーパーズ Starship Troopers 監督 |
2000年 インビジブル Hollow Man 監督 |
2006年 ブラックブック Black Book 監督 |
2012年 ポール・ヴァーホーヴェン/トリック Tricked 監督、脚本 |
2016年 エル ELLE Elle 監督 |
2021年 Benedetta 監督 |