ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー【感想・レビュー】

2021年10月26日

原題 Solo: A Star Wars Story
監督 ロン・ハワード
脚本 ジョナサン・カスダン、ローレンス・カスダン
原作 ジョージ・ルーカス
出演 オールデン・エアエンライクウディ・ハレルソン
       エミリア・クラークドナルド・グローヴァー・他

映画銀幕パークジョージ・松田です。

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下の記事からはネタバレに成りますので注意してください。

今回の映画は
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーです。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ブルーレイ+DVD
JAN: 4959241772886
時間: 135 分
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この映画ハン・ソロは
スター・ウォーズエピソードⅣ
10年前のストーリーになっています。
ハン・ソロと言う名前や
愛銃ブラスター、チューバッカ
ミレニアムファルコン号との出会いが全て解る作品です。



ハン・ソロ惑星コレリア脱出!

昔々、遥か彼方の銀河系で・・・

銀河標準歴10BBY(EP4の10年前)

帝国軍が支配する時代、惑星コレリア
「孤児」として生まれ育ったハン
犯罪のシンジケートに居ながら
惑星を出て、パイロットになる夢見ている青年です。

ハンは、恋人のキーラ惑星コレリア
から出るには、帝国軍の兵に渡す賄賂が必要でした。

その資金を作る為に、高額な燃料の
コアキシウムを、ギャング団から
盗んでランドスピーダー を操縦して逃げますが…

ますが、もう1歩のところで
恋人のキーラだけが、ギャングに捕らわれてしまいます。

ハン・ソロ / ベーシックフィギュア
ランドスピーダー セット

ハズブロ(HASBRO)
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帝国軍兵に、ハンは名前を聴かれて
孤児だった事から「ハン」とだけだと

答えるとハン・ソロと言う名前で登録されてしまいます。
ハン・ソロ(1人)の名前の半分は
帝国軍から貰った名前でした。

ハン・ソロ帝国軍に加わり惑星コレリアを脱出します。

パイロットになり、キーラを救出に
再び惑星コレリア戻ると誓いながら…

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

トバイアス・ベケットとチューバッカ

惑星コレリアを出て…3年後。

銀河帝国アカデミーを追い出された
ハン・ソロは、惑星ミンバンで戦闘中
に、帝国軍に変装して潜入していた
トバイアス・ベケット達、窃盗グループの存在に気付きます。

ハン・ソロは、リーダーのベケット
パイロットとして仲間にしてほしいと
頼みますが拒否された上に、帝国軍
脱走兵として収監されてしまいます。

ハン・ソロは餌にと、猛獣が住む地下に入れられます。

ですが…

そこに囚われて居たウーキー族の戦士と監房の中で出会います。

そう、後のハン・ソロの相棒
チューバッカとの出会いです。

そのチューバッカと、戦っている
ふりをして脱出する作戦を決行
ベケットの助けも得て地下室を破壊し、脱出に成功します。

ベケットは、ハン・ソロチューバッカを仲間に入れます。

帝国軍の列車・コアクシウムを強奪

ベケット達窃盗団は、帝国軍の列車
から、高い値段で取引される強力な燃料コアクシウムを強奪する事でした。

コアクシウム強奪作戦を決行する前夜
焚き火を囲みながら、射撃の名手でも
あるベケットは、自分の持っていた
ブラスター銃ハン・ソロに渡します。

この時点では、インダストリーズ社
製造のDL-44重ブラスター・ピストル
は、軍人や賞金稼ぎ密輸業者たちに
愛用されたメジャーなでしかありません。

更にベケットは、この情報
持っているのは、自分達だけと確信していましたが…

別の盗賊エンフィス・ネスト率いる
クラウドライダースも、割り込んで
来て、コアクシウムの争奪戦になります。

争奪戦の中で、ベケットの仲間の
パイロット、ヴァルが命を落とし…
コアクシウムの入手にも失敗します。

ベケットハン・ソロチューバッカ
らは依頼者であり犯罪組織のボス
ドライデン・ヴォスに状況を伝える為
に、ドライデンの船に向かいます。

トバイアス・ベケット
ベーシックフィギュア
ハズブロ(HASBRO)
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ドライデン・ヴォス

ドライデンの船で、ハン・ソロは…
あのキーラと再会します。

ですが、キーラドライデンの副官
として右腕になってしまっていました。

ショックを受けるハン・ソロですが
ベケットは失敗の穴埋めに
惑星ケッセルコアクシウムを奪う代案を出します。

その代案を了承し、もう1度チャンスを
与えますが、キーラを同行させてきます。

キーラ
ベーシックフィギュア
タカラトミー(TAKARA TOMY)
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銀河一速い船ミレニアム・ファルコン

ですが…コアクシウム強奪計画を
成功させるには、速いい船が必要でした。

キーラの知人で密輸業者の男が
速い船を持っていると言うので、その男の元に向かいます。

そう、その男とは、後に一緒に帝国軍
と戦う事になるランド・カルリジアンです。

ランド・カルリジアンは、ギャンブル
で、イカサマを使う密輸業者で

ドロイドの自由を訴える女性ドロイド
L3-37を副操縦士にしていました。

ハン・ソロは、「サバック」と言う
カードゲームで、ランドの持つ速い船YT-1300軽貨物船

ミレニアム・ファルコン号を賭けて
勝負しますが…イカサマで負けてしまいます。

ベケットは、ランドと交渉し一行は
ミレニアム・ファルコン惑星ケッセルへ向かう事になります。

ミレニアム・ファルコン
ランド・カルリジアンVer.
1/144スケール
バンダイ(BANDAI)
ASIN: B07C1Z25TS
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

惑星ケッセルと、ドロイドL3-37の秘密

ドロイド L3-37
ベーシックフィギュア
ハズブロ(HASBRO)
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惑星ケッセルに到着した一行は
コアクシウムの鉱山内に潜入します。

鉱山では多くのドロイドウーキー族
が、働かされています。

ハン・ソロらが、コアクシウム
盗み出すと、同時にドロイドL3-37
制御されているドロイドを
チューバッカウーキー族
開放し、反乱が起きてコアクシウムを盗む事に成功します!

ですが、反乱を指揮していたドロイド
L3-37が破損、救出に行ったランド負傷してしまいます。

L3-37の電子頭脳を
ミレニアム・ファルコン接続しデータ移行します。

そう、*今までミレニアム・ファルコン
が、急にシステムダウンしたり
絶対絶命の時に、ハイパードライブが
作動し、逃げ切ったりしたのは
ミレニアム・ファルコンのナビ
システムが、ドロイドL3-37だからだったのです。
*時系列では今後…
コレリアン・エンジニアリング社製
YT-1300軽貨物船、製造番号YT-1300 492727ZEDを
後々ハン・ソロは銀河一速いと言い切り
再会する時も、他のYT-1300とは違う「船」と
確信しているのも、ドロイドL3-37が「居る」から
で、他の同型船とは全く異なる存在としています。

負傷したランドに替わり…

ハン・ソロチューバッカファルコンの席に着きます!

惑星ケッセルを脱出!

帝国軍の攻撃や
巨大生物スマヴァーミノスとの攻防。
ランドが取り付けた先端の脱出ポッド
を、目的は違うが射出し…
あのミレニアム・ファルコンの形になります。


強力な重力に捕まる危機もなども
回避して、銀河一速い船(になる)
ミレニアム・ファルコン
新たなパイロットと共に、惑星サヴァリーン

後に(エピソードⅣ)で、オビ・ワン
が、砂漠惑星タトゥイーン
船を探す時にハン・ソロ
ケッセル・ラン12パーセク
飛びぬける事に成功したと言うエピソードで
オビ・ワンが即決で
ミレニアム・ファルコンを選択するのは、この時の事かもしれません。

●ケッセル・ランとは

惑星オバ・ダイアと、惑星ケッセル
を繋ぐルートで
最短でも20パーセクかかるとされ
ハン・ソロとL3-37(ファルコン)
が、選んだルートは、モー星団を
突っ切り、メイルストロムで物体
が、激しく移動する隙間を抜ける
危険なショートカットで

無謀に近い速いだけでは飛べない
ルートであり、またそれを飛んだ
「例」は、後の反乱軍の資金を
確保したエピソードだと
オビ・ワンが知っていて
フォースの導きがあるならば
ジェダイマスターが
ミレニアム・ファルコンと出会い
選ぶ事は自然な選択だとも言えます。

スター・ウォーズ ビークル
ケッセル・ラン
ミレニアム・ファルコン
ASIN: B072QMZTYT
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惑星サヴァリーンの攻防!

エンフィス・ネスト
ベーシックフィギュア
ハズブロ(HASBRO)
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不安定な燃料コアクシウム
精製する為に、サヴァリーンに降ります。

ですが、精製待つ間に
クラウドライダースの
エンフィス・ネストが、事前に待ち構えていました。

ネストの狙いはは、コアクシウム
反乱軍へ渡して帝国軍との戦いを始める事でした。

つまり、後に帝国軍と戦う
唯一の銀河の希望である反乱軍
運命が、このコアクシウムにかかっている訳です。

ネストの話に、心を動かされた
ハン・ソロは、銀河の為にも
コアクシウムドライデン
渡すべきでは無いと考えて
偽のコアクシウムを渡す計画を…
思いつきますけども、ベケットは計画に賛同せず去ってしまいます。

ドライデンの船に、キーラと共に
コアクシウムを運んだハン・ソロ
チューバッカですが、ドライデンは其れは偽物だと疑います。

ベケットは裏切り、ドライデン
ハン・ソロの計画を教えていました。

ドライデンは軍隊をネスト達の所に送り込みます。

本物のコアクシウムを奪おうとしますけども…
コアクシウムはありません…

ベケットの動向を読んでいた
ハン・ソロは、ドライデンの船を手薄
にする為の偽情報を、ベケットを使ってドライデンに流したのです。

こういう1つ裏を行くハン・ソロの直観は…
フォースの片鱗なのかもしれないとも
思える事が出来事が、この後も随所に描かれていきます。

ですから、目の前のコアクシウム
偽物ではなくて…本物です。

気付いたベケット
丸腰のドライデンハン・ソロらを
銃で威嚇し、チューバッカを連れ
コアクシウムを盗み出します。

ベケットを追いかけようとする
ハン・ソロドライデンが立ち塞がり
…打開できずに居ると
あのキーラドライデンの隙を突いて倒します。

ハン・ソロベケットチューバッカを追いかけて行きます!

シスの暗黒卿ダース・モール

ダース・モール
塗装済み 可動フィギュア
タカラトミー(TAKARA TOMY)
ASIN: B017D0AL9Y
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1人になったキーラは、ドライデン
更に上で操っていた「者」
コアクシウムが奪われ
ドライデンが殺された(殺したんですが)事を報告します。

ホログラムに映し出された、その
ナブーで、オビ・ワンに胴を斬られて
落ちて行った、シスの暗黒卿ダース・モールでした。

ダース・モールは、銀河でも特に冷酷と言われる
犯罪シンジケートクリムゾン・ドーンを率いる
犯罪王になっていました。

キーラは、実際にはダース・モール
仕えるようになってしまっていたのです。

キーラドライデンの船
ダース・モールの元に飛び去ります。

一方、ハン・ソロチューバッカ
連れて逃亡するベケットに追いつきます。

ハン・ソロを、油断させようとする
ベケットに向い容赦なくブラスターを撃ちます!

ベケットは、躊躇せずにを撃った事を褒めて…息をひきとります。

ハン・ソロは、後々ベケットから
譲り受けた、このブラスターを改良し
持ち続け、多くのピンチを潜り抜け
帝国軍にも其の引き金を引き使って行きます。

そして、後にハン・ソロレイ
NN-14ブラスターを渡し
ファースト・オーダーと戦う
武器として使用します。

勿論
レイはルーク・スカイウォーカーの
ライトセーバーも、手にする
ジェダイ騎士に育っていきます。

ライトセーバー
レイ (スターキラー ベース)
タカラトミー(TAKARA TOMY)
ASIN B01C8146V2
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ミレニアム・ファルコンの奪回!

ハン・ソロチューバッカと、ランドの元に行き
ランドとハグをしている間に
イカサマのカードを抜き取ります。

再び、ミレニアム・ファルコン号
賭けて「サバック」をして
そのイカサマのカードで勝利し
ミレニアム・ファルコンを入手します。

この、やりとりが後に、エピソードⅤ
帝国の逆襲での、ランドが自分の船だと主張する
部分に繋がります。

ハン・ソロチューバッカの操縦する
ミレニアム・ファルコン号

一路、砂漠惑星タトゥイーンに進路を取ります。

裏社会の大物に会う為に~ END

まとめ

このストーリーの後は、一方で
ローグ・ワンに、もう一方は
エピソードⅣに繋がって行きますが
ハン・ソロに関する部分は、この1作に
凝縮されていて、全てのファンの
疑問に答えてくれたような映画です
けども、意外にも帝国軍反乱軍

エピソードⅣ前に、既にかかわって
居た部分が多く
この時期の銀河で、帝国軍に関係無く
居られる人物は居ないと言う

ジェダイの居ない銀河を、裏側で
シッカリ描いている壮大さに圧倒されます。

映像的には
フィックス(フレームを固定)と
フレームを動かす配分や箇所が
緻密で、ピント日本映画かと
思う程に、奥のピントをかなり
意図的ボカシしているのが印象的で
全体的に「回想」的なイメージを
産みだしています。

このような1キャラに集約したような話
を、アンソロジー・シリーズとして

今後も製作していくそうで
ボバ・フェットをメインにした
ストーリーも候補に上がって居ます。

これからスターウォーズを見る方は
時系列順に見るのも1つの方法ですが

エピソードⅣの前に
この作品と、ローグ・ワンを見ると
かなり作品に厚みが増すと思います。

■作品データ

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

公開・2018年6月29日 アメリカ2018年5月25日

上映時間・135分

製作国・アメリカ

■キャスト

ハン・ソロ  オールデン・エアエンライク
チューバッカ  ヨーナス・スオタモ

ベケット  ウディ・ハレルソン
キーラ  エミリア・クラーク
ランド・カルリジアン – ドナルド・グローヴァー
ヴァル – タンディ・ニュートン
L3-37 – フィービー・ウォーラー=ブリッジ
ドライデン・ヴォス – ポール・ベタニー
リオ・デュラント(声) – ジョン・ファヴロー
エンフィス・ネスト – エリン・ケリーマン

レディ・プロキシマ(声) – リンダ・ハント
リボルト – イアン・ケニー
コルソ  ジョン・ツイ(ジョン・チュイ)
帝国移民管理官(ファルシナ・シャレスト) – アンナ・フランコリーニ
帝国新兵徴募将校(ドロード・マンブリン) – アンドリュー・ウッドー

ウィーゼル – ワーウィック・デイヴィス

帝国軍マッドトルーパー – シャキール・アリ=イェブア
帝国軍マッドトルーパー – エブン・フィゲレイト
帝国軍マッドトルーパー – アーロン・ヘファーマン

ミンバンの中尉(ボランディン) – ハル・ファウラー
ミンバン・ガード – ダミアン・ファレル
マーゴ – シャーロット・ルイス
歌姫(オーロディア・ヴェンタフォリ) – セマ=タウィ・スマート
ララキリ – クリント・ハワード
クエイ・トルサイト – ディー・テイルズ
サグワ – アッティラ・バジダ
タック – アンソニー・ダニエルズ
カージ – キラン・シャー

熱心なスクラムラット – フレイザー・ケリー
レクシ – リリー・ニューマーク
武器検査の用心棒 – ジェイソン・ウォン
女性の客 – アリス・ヘウキン
オッティリー – サマンサ・コリー
帝国からの客 – ロバート・モーガン
領域の総督(ダイルズ・アネヴィ) – マイルズ・リチャードソン
宇宙港にいた父親 – サミー・ヘイマン
宇宙港にいた母親 – ロナ・モリソン
帝国書記官 – デンプシー・ボベル
サヴァリーンの空中交通管制官 – ジョセフ・チャールズ
リオとプロキシマの先導演技 – デイヴ・チャップマン
リオ・デュラントの演技 – ケイティ・カートホイール
モロックの演技 – ハーレー・ダースト
モロック(声) – アンドリュー・ジャック
モール(演) – レイ・パーク(声) – サム・ウィットワー